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演舞場の。
読売オンラインに劇評がでていたので。
 → YOMIURI ONLINE


昼夜観劇でぐったり疲れた先週^^;
そろそろ感想をかかなければ。
昼の部では「黒塚」が一番よかったな。
右近さんの老女、神妙で好感が持てたというか。
もっと「右近さん」ぽいかなと思っていたので、予想以上だった。
ちょっとあの背負い投げみたいなとこがイマイチ決まらないのが残念だったけど。

 「対面」は・・・うーん。紗幕の向こう側でやられてるみたいというか
テレビ観劇のよう、というか。おもしろくない・・・。
前回みた「対面」が、松緑さんの襲名披露のときの御園座で
猿之助さんの工藤で、だったから余計になのかも。
あの時すごくワクワクしたのに、同じ演目とは思えなかったというか・・・。
でも、笑也さんの十郎は好きだった。
五郎がもうひとつ。動きがなんだか・・・笑いが起こる場面じゃないと思うんだけど・・・。
気持ちはみえるんだけど・・・。

「鏡獅子」はとりあえず弥生がデカかった^^;
あとは毛振りが・・・回数は多いんだけど軌跡がなんだかな。
でも見た目はとても立派。かっこいい。

夜の「伊達の十役」。
早替わりは問題なくスムーズだった。替わって出てくると”海老蔵ですオーラ”
があるので、ちゃんと気づかれていい(笑)。
んーでも。早替わりじゃなくて、早着替えだね、と言っていた友達の言葉に
ちょっとうなづいてしまった。衣装は変わっても人物は変わったように見えない。
もっとそれぞれ深く演じ分けができていれば、もっと楽しい芝居なのに。
弾正とか勝元とかその辺はそれっぽいんだけど、それ以外が変化が
あまりないというか・・・特に女が・・・。
政岡も、十役の中ではいいほう、だけど時々どうしても男が見える・・・。

でも、猿之助さんのビデオを何度も何度もみて勉強したんだろうな
というのはすごく伝わってきた。宙乗りの雰囲気も上手いと思う。
それぞれの役を本公演で一役ずつちゃんとやったあとで、もう一度
挑戦してみたらよさそうな。

右近さんの八汐が鏡を使うのは上方のやり方なんでしたっけ?
ずいぶん前の澤瀉巡業の時に見て印象に残っていたけれど。
同じ役でも今回のほうが断然よかった!
あと、市蔵さんがよかったな。
笑也さんの京潟姫は、海老蔵さんと並ぶとすごく華奢で
かわいくて良かった(笑)。

たぶん・・・猿之助さんの舞台だったら、こんなに疲れを感じなかった
だろうな、と思う。
そう思うけど、でも、そうじゃなくて疲れたのは私が年をとったからだ、
と思っておきたいような気もする。
次に観る日までにまた変わっていることをちょっとだけ期待。
* 舞台・話題 (歌舞伎・澤瀉屋) * comments(2) *
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いつも思うんですが、
十役とかやってるメインは当然拍手を受けて気持ちいいだろうけど
吹き替えの方も同じくらい着替えて、走って、でも全部持って行かれて、
何か悲しくなります。
しかも、成田屋の人がやってるなら良いでしょうが、今回はおもだかが
やってる。
動きも、裏の段取りも教える右近さん達の心境って…
亀治郎さんとかやって欲しいなあっておもいます。
* 2010.01.21 * のりこ *
猿之助歌舞伎というものを残したい、と思っていらっしゃるのでしょうね。
他にもやりたいと思っている役者さんはいらっしゃるようですが、ただかっこいいからやりたい、のではなくて、表の派手さだけでなく心も伝わっていくといいなぁと願っています^^
* 2010.01.24 * ナツ *






 

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